NTT DATAは、テクノロジーの力で事業の環境負荷を低減し、地球環境の再生をリードします。Planet positiveの柱のもと、「気候変動への対応」「循環経済の促進」「効率的な水管理」をマテリアリティとして掲げています。

これらの3つの重要課題において、自身の事業活動が環境に与える環境負荷低減に取り組むとともに、ソリューションやサービスを通じてお客様や社会全体のPlanet positiveに貢献していきます。

気候変動への対応

脱炭素と気候変動への対応で持続可能な社会へ

世界中で脱炭素への取り組みが進む中、NTT DATAは気候変動への対応を積極的に進めています。

自社の温室効果ガス(GHG)排出量を削減するだけでなく、製品やサービスを通じてお客様のGHG削減にも貢献しています。また、自然災害への対策やリスクの軽減にも力を入れており、これらの取り組みを通じて持続可能な社会の実現を目指しています。

自社の温室効果ガス排出削減と、お客様や社会のグリーン化への貢献

NTT DATA NET-ZERO Vision 2040

NTT DATAは、温室効果ガス排出量の削減目標を「NTT DATA NET-ZERO Vision 2040」として設定し、2024年3月にScience Based Target initiativesによるNet-zeroの認定を取得しました。

自社のオペレーションにおける直接・間接排出量(Scope1,2)について、データセンタでは 2030年、オフィス・その他を含めた自社全体では2035年、サプライチェーン全体では2040年までの 実質ゼロを目指します。

NTT DATA Net-Zero Vision 2040
Net-Zero目標 2040年度までにバリューチェーンを通じたNet-Zero達成
Near-Term目標
Scope1およびScope2
2030年度までに2021年度比で68%削減
Scope3
2030年度までに2021年度比で42%削減
Long-Term目標
Scope1およびScope2
2035年度までに2021年度比で90%削減
Scope3
2040年度までに2021年度比で90%削減
  • Science Based Targets initiativeが策定した「Net-Zero基準」では、世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えるために、企業はバリューチェーン全体で2050年までに90%以上のGHG削減が必要であること、残りの10%は大気中からの炭素除去によりNet-Zeroが実現できることが定められています。
    https://sciencebasedtargets.org/resources/files/Net-Zero-Standard.pdf

NTT DATAの取り組みに対する外部評価

CDPの気候変動調査において最高評価のAリスト企業に2年連続で選定

CDPより2022年、2023年とAリスト企業に選定されました。これは、気候変動に関する環境情報開示の透明性とパフォーマンスにおけるリーダーシップが認められたものです。
また、CDPが実施するサプライヤーエンゲージメント評価(Supplier Engagement Rating)において、最高評価の「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に2年連続で選定されました。

気候変動分野において、CDPから2022年の最高評価である「Aリスト企業」に認定。

循環経済の促進

持続可能な資源利用をめざして

世界的にサーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行が進む中、私たちは資源を無駄なく繰り返し使うことを目指して取り組んでいます。限りある資源を効率的かつ循環的に活用することで、環境への負荷を減らし、持続可能な社会の実現に貢献します。

また、私たちはソリューションを通じて、社会全体のサーキュラーエコノミーへの移行を支援しています。

ごみを減らし、製品やサービスの価値が循環し続ける社会を実現する

効率的な水管理

水ストレスに対する、持続可能な取り組み

世界的に淡水資源の需給ギャップが拡大する中、NTT DATAは特に水ストレスの高い地域での水資源管理に取り組んでいます。データセンタでは、冷却や湿度管理に使用する水の最適化を進め、資源の無駄を抑えています。​

さらに、水や生物多様性に関するリスクの高い地域を特定し、水使用量の削減や生態系保護を推進しています。経済活動と自然資本の関係を正しく理解し、ネイチャーポジティブな社会の実現を目指しています。​

イニシアティブ等への参加・賛同状況

NTT DATAは国内外のさまざまなイニシアティブ等に積極的に参画し、気候変動対応を進めています。

2020年6月にSBT1.5℃目標の認定を取得

2020年6月 SBT1.5℃目標の認定を取得

 
Carbon Neutrality
2021年3月 TCFD提言への賛同を表明

2021年3月 TCFD提言への賛同を表明

気候変動対応を経営の重要課題と位置づけ、全社横断での活動や対外的な活動の透明性確保を推進

Carbon Neutrality
2021年5月 Green Software Foundation加盟

2021年9月 Green Software Foundation加盟

6社目のコアメンバーとして加盟。ソフトウェアのグリーン化をグローバルで推進

Carbon Neutrality
2023年2月 TNFD Forumに参画

2023年2月 TNFD Forumに参画

企業の自然に関係するリスクと機会の透明性の向上を狙いとするTNFDフォーラムへ参画

Nature Conservation
2022年6月 非営利団体「ESTAINIUM協会」を設立

2022年6月 非営利団体「ESTAINIUM協会」を設立

14の関連企業と設立。サプライチェーン上の企業間で温室効果ガス排出量データのセキュアでオープ...

Carbon Neutrality
2021年3月 RACE TO ZERO Circleに参画

2021年3月 RACE TO ZERO Circleに参画

Business Ambition for 1.5℃を通じて参画

Carbon Neutrality
2022年3月 CDP GOLD認定パートナーへ

2022年3月 CDP GOLD認定パートナーへ

世界で20社目。グローバルでのCDPパートナーとしてコンサルティング、ソフトウェア領域において取組推進

Carbon Neutrality
2022年4月 サプライチェーンプレミアムメンバーへ

2022年4月 サプライチェーンプレミアムメンバーへ

世界で5社目。グローバルでCDPとともにサプライチェーンのNet-Zeroに向けた活動推進

Carbon Neutrality
2021年3月 Business Ambition for 1.5℃の宣言も実施

2021年3月 Business Ambition for 1.5℃の宣言も実施

SBT Business Ambition for 1.5℃賛同し、かつSBT1.5℃認定を既に受けている企業は日本国内で12社目

Carbon Neutrality
2023年2月 30by30アライアンスに参画

2023年2月 30by30アライアンスに参画

2030年までに生物多様性の損失を食い止めるため、陸と海の30%以上の保全を目標とする

Nature Conservation
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イベント・セミナー

オンライン

Business Foresight 2025

開催日:2025年7月30日(水)

2030年のエネルギーミックスに向け、太陽光発電や風力、グリーン水素、SAFなどの技術革新とビジネス実装を有識者が解説。NTTデータは、持続可能な新燃料『SAF』の普及課題と解決策、様々な業界に応用できる、普及に向けたデジタルプラットフォームの活用方法を解説します。

その他・横断的ソリューション 内部統制 クラウド カーボンニュートラル データスペース

【NTTデータ×東京ガスグループ】Scope3算定と削減に向けたエンゲージメント実践オンラインセミナー

公開日:2025年5月27日(火)

このような方におすすめ
・GHG排出量削減に苦労されている方
・GHG排出量算定に一次データ利用を検討している方
・サプライチェーン全体での排出量削減を目指されている方

カーボンニュートラル コンサルティング

揺れ動く欧州サステナビリティ規制対応の実践とデジタル化

公開日:2025年5月19日(月)

このような方におすすめ
・CSRD、CSDDD、欧州電池規則、CBAMなど各種欧州サステナビリティ規制のご担当者様や、サステナビリティ規制に対応したデジタル整備をご検討されている方

カーボンニュートラル コンサルティング SCM

NTT DATAの環境活動