![](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/services/carbon-neutral/mv_green_innovation.png?h=907&iar=0&w=2800&rev=060e947ded224a4382173b8c306df46d)
企業努力を脱炭素の
インセンティブに変えていく
昨今、持続可能な社会の実現に向けて、ビジネスの世界でも環境負荷の軽減に取り組む必要性が高まっています。こうした動向は新たな競争ルールの転換としても表出し始めていますが、現在の日本企業の取り組みは、まだまだ義務としての受け身の対応が中心となっており、ビジネスとの距離が遠い状況です。
NTT DATAはこうした課題に対して、気候変動についてカーボンニュートラルやネットゼロ(大気中への温室効果ガスの排出量から除去量を差し引いた値がゼロであること)が達成された未来社会を「企業努力が適切に反映される社会」と定義し、企業がとるべきアプローチを解説します。具体的には、企業が企業価値・製品価値を向上させていくために、「可視化」「削減」「価値訴求」から成るサイクルを回すことにより、企業努力をインセンティブとして取り込んでいくことです。
さらに、デジタル技術がこのアプローチにどう貢献できるかについて、NTT DATAのソリューションを例に挙げて紹介します。
株式会社NTTデータグループ
コーポレート統括本部
サステナビリティ経営推進部
グリーンイノベーション推進室長
下垣徹
新卒採用及び経験者採用の責任者、先進技術部門の責任者等を経て、現職に至る。
現在はNTTデータにおける環境部門の責任者として、自社の環境負荷低減・国内外のグリーンビジネス展開を推進。
カーボンニュートラルとは?
二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの人為的な排出量と、植林・森林管理などによる吸収量を均衡させる(両者を差し引いて、合計を実質的にゼロにする)ことです。2020年10月、日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言しており、温室効果ガスの排出量の削減、吸収作用の保全及び強化が求められています。
![](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/services/carbon-neutral/carbon-neutral-wp-thumb-09.png?rev=2213a27cb411411ca8834f11edd6c99d)
地球とひとの関係のリデザイン
- 地球の歴史のなかで、現代はどのような時代なのか?
- エネルギーはなにを人類にもたらしたのか?
- NTTデータが描く未来「地球と調和するひとの暮らし」とスマートトランジション
![](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/services/carbon-neutral/carbon-neutral-wp-thumb-08.png?rev=584df93a779c4b259b922e0aa09bf52f)
データセンターにおける冷却方式の最新動向
- サステナビリティが求められるデータセンター
- 空調による現在の冷却方式における限界
- データセンターにおける新たな冷却方式
- NTTグループにおける取り組み事例
企業努力を
インセンティブに変えるアプローチ
「可視化」では、バリューチェーン全体のGHG排出量について、個社の排出削減努力を取り込めるようリアルなデータを用いることが重要です。
「削減」では、デジタル技術を用いて最適化することで、脱炭素施策を仕組み化することが重要です。
「価値訴求」では、可視化や削減が生み出す価値について、非財務情報開示に限らず様々な形で伝えていくことが重要です。企業間のデータ流通という方法もあります。
![企業努力をインセンティブに変えるアプローチ](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/services/carbon-neutral/carbon-neutral-01.jpg?la=ja-jp&rev=16cb72cc01244f2f8ac182dfa76b849b)
デジタルを活かしたネットゼロ社会への歩み方「可視化」「削減」「価値訴求」から成るアプローチにより、
企業努力をインセンティブに変えながら企業・製品の価値を高めていく
分析・調査
市場・競合動向の分析とともに、温室効果ガス排出量の将来推計などの自組織に関する分析を踏まえて、お客さまの脱炭素領域における強みや課題を把握し、効率的な戦略策定、実行支援に繋げます。
外部環境分析
- 国内外の政策・市場・競合の動向分析
- マクロフレーム作成
お客様の組織分析
- グリーン領域における強み・差異化要素の把握
-
排出量の現況・将来推計
再エネポテンシャルの推計
![グリーンコンサルティングサービスのメニュー 分析・調査](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/services/carbon-neutral/carbon-neutral_division_01_m.jpg?rev=7b330a5266e14f2cb4dbdd17a4c8f608)
戦略策定
お客さまの脱炭素戦略・シナリオプランニング、事業形態に合った省エネ計画、再エネ調達方針の検討などの戦略策定を行います。あわせて、お客さまの強みに応じた事業戦略策定まで支援します。
戦略・マスタープランの策定
- 脱炭素に向けた経営計画・事業戦略の策定
- シナリオプランニング
体制・投資計画
- 気候関連ガバナンス体制の構築
- グリーン関連投資計画の策定
施策・新事業の計画
- 差別化要素を考慮した商品開発・事業創出
-
パートナー連携支援
(M&Aやアライアンス)
![グリーンコンサルティングサービスのメニュー 戦略策定](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/services/carbon-neutral/carbon-neutral_division_02_m.jpg?rev=a9533fce671c4e42bbe999db4bf7130d)
実行支援
お客さまの事業課題に合わせ、自社のカーボンニュートラルやネットゼロ実現のほか、グリーン関連ビジネスの策定、脱炭素都市構想の実現まで幅広く対応いたします。
また、企業の企業価値・製品価値を向上させていくために、企業努力をインセンティブとして取り込むためのアプローチである「可視化」「削減」「価値訴求」をデジタルを活用してご支援いたします。
GHG排出量の可視化
-
組織全体の可視化
C-Turtle® -
製品・サービスの可視化
C-Turtle ForeSus - インターナルカーボンプライシングの導入支援
GHG排出量の削減
- 太陽光発電の導入・運用
-
分散電源管理
(CEMS) - 地域・事業者をまたぐ分散電源データ連携基盤
- 工場など大規模施設のエネマネ高度化
- 人流データとAIによるビルの空調運用最適化
- 数理最適化によるプロセス効率化
- 企業間の生産・販売・在庫効率化
- IT x Facilityデータセンター運用改善
- Green ITを意識したITインフラグランドデザイン
削減努力の価値訴求
-
TCFD対応支援
CDP回答支援 - 各種サステナビリティ開示の強化
- 気候変動イニシアチブ動向への対応
- 企業間データ流通の検討
- ESG金融指針策定支援
- グリーンボンド・地域デジタル通貨の発行支援
![グリーンコンサルティングサービスのメニュー 実行支援](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/services/carbon-neutral/carbon-neutral_division_03_m.jpg?rev=818dcb6325564cda8f827b4b13c165c1)
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お問い合わせお知らせ
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2024年6月14日
株式会社NTTデータ トピックス
-
2024年5月16日
株式会社NTTデータ 報道発表
株式会社NTTデータ トピックス
レポート&コラム
![](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/data-insight/2024/0621/index_list.jpg?rev=996bc771642347c0ab4f0fbf829ee381)
2024.6.21
数理最適化で近づくカーボンニュートラル!~省エネ実現の仕組みを解説~
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて徹底した省エネルギー・エネルギー効率の向上と、温室効果ガスをなるべく排出しない電熱源や燃料(水素やバイオマス)の導入が必要だ。特に、エネルギー消費量については野心的な深堀によって2030年までに原油換算キロリットルで305百万klから280百万klへの削減が求められている。本記事では運送業務・生産計画におけるエネルギー消費量の削減を、数理最適化によって実現する方法を解説する。
カーボンニュートラル SCM・ロジスティクス 製造
詳細はこちら
![](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/data-insight/2024/0607/index_list.jpg?rev=d392e830f3724a27ac53f1cdac7cd34a)
2024.6.7
環境情報で企業プレゼンスを向上させる NTT DATAの「自然関連情報開示向けコンサルティングサービス」
企業活動のサステナビリティへの関心が国際的に高まる中、NTT DATAは、TNFDのガイドラインに基づいた「自然関連情報開示向けコンサルティングサービス」の提供をスタートした。自然資本と事業との関係性をどのように調査し、どのように環境情報を開示していくべきなのか。NTT DATAとクニエの包括的な支援を紹介する。
カーボンニュートラル サステナビリティ
詳細はこちら
![](/jp/ja/-/media/nttdatajapan/images/data-insight/blog/c-turtle/2024/0517/index_list.jpg?rev=e936aee5da674f20aa64681a86664e42)
2024.5.17
CDPと共に歩むGHG排出量可視化への取り組みとは
CDPは気候変動の領域で権威がある英国の非政府組織(NGO)であり、毎年質問書の回答を通じて、各企業の環境への取り組みを開示している。CDPの開示情報は、グローバルスタンダードであり、ESG投資を重視する投資家などの意思決定に大きな影響を与えている。今後は企業規模問わず、CDP回答や各種報告書への対応は急速に求められていくだろう。そのなかで、NTTデータはCDPから「CDPゴールドパートナー」に認定されている。本記事では、CDPと共に実現しているGHG排出量可視化への取り組みについて説明する。
カーボンニュートラル サステナビリティ C-Turtle
詳細はこちら
イベント・セミナー
先進事例から学ぶ!失敗しない製品別カーボンフットプリント算出プラットフォーム導入
公開日:2024年3月29日(金)
このような方におすすめ
・得意先様からCFP開示要請を受けている方
・CFP算出負荷が高くシステム化を検討中の方
・CFPプロジェクト立上や構想策定にお困りの方
カーボンニュートラル
詳細はこちら
脱炭素を力に ~EU-CBAMへの対応~
公開日:2024年2月28日(水)
このような方におすすめ
・欧州輸出の業務でCBAM対応に悩まれている方
・企業のGHG排出量算定に悩まれている方
・Scope3排出量削減に悩まれている方
カーボンニュートラル
詳細はこちら
デジタルを活かしたネットゼロ社会への歩み方
公開日:2024年1月5日(金)
このような方におすすめ
・GHG排出量の可視化や削減にどう取り組むべきか検討している環境部門の方
・脱炭素施策を企業経営に統合して踏み込んで進めたい環境部門の方
・脱炭素を事業機会に活かしたい事業部門の方
カーボンニュートラル SCM・ロジスティクス
詳細はこちら
NTT DATAは、2040年NET-ZEROの実現に向けた気候変動対応ビジョン「NTT DATA NET-ZERO Vision 2040」を策定し、取り組みを行っています。