- 目次
1.なぜ、いま新規事業開発が求められるのか
DXへの取り組み加速の背景もあり、新規ビジネス創出・イノベーション創出に関する活動は顧客企業においても活性化しています。一方で、取り組みについてまだまだ苦心している企業も多く、価値創出への取り組みは今後本格化していくと見込まれます。
一方で、事業開発に取り組み、その蓋然性を高めていく過程では、多くの苦労や悩みの相談を受けることがあります。
こういった苦労や悩みから実行を妨げる課題やつまづきポイントを整理したのが以下の絵です。
大きく、新規ビジネス創出プロセス✕組織構造・能力という形で表現しておりますが、各所で実行に潜む罠(課題)が存在しており、こういった罠を一つずつ解決していくことが、事業開発の蓋然性を高めるためには重要です。
ここからは、当ブログの本題となる、「アイディエーションから先に進む」にあたりどの様な課題があるのかをご紹介できればと思います。
2.アイディアはできた。その先に潜む罠(課題)とは
「アイディエーションから先に進む」場合、特に大企業では以下のような罠(課題)を目撃することが多いです。 わかりやすいところで言えば、担当者がそもそも
- 事業開発に携わったこともなく、検証すると言っても何から手をつければいいかわからない
- 検証先のユーザをどのようにリクルーティング(探せば)いいのかわからない
- インタビューに向けて、どのようなものを準備すればいいのか分からない
といったお声をいただくこともありますし、さらにそこに大企業ならではの論理がはいると
- ブランディング観点で、自社名でやるにはリスクがあると自社名での活動ができない
- セキュリティ含めた各種リスク審査に膨大な手間と時間がかかる
といった、声も聞かれます。
3.「アイディエーションから先に進む」ための処方箋/PoCの高速代理実行ソリューションの紹介
当チームでは、こうした課題を解決するために、NTTD社×Relic社の共同で事業アイディアの仮説検証を高速に進める「PoCの高速代理ソリューション」をご用意しています。
これは、先程ご紹介した、実現を妨げる罠(課題)を、代理モデルの考えを適用しながら、新規事業のプロフェッショナルチームが一括・代理実施することで解決するものです。
実行にあたっては、事業アイディアの特に応じて、検証フレームワークの策定から、プロタイプの作成、検証ターゲットのリクルーティングおよび、検証(インタビュー含む)実施と、その検証結果報告までのすべてを代行実施いたします。
おわりに
「PoC高速代理実行ソリューション」を活用することで、まだ初期段階の事業アイディアを、大企業における新規事業の検証にかかる罠(課題)を回避しながら、クイックに検証することが可能です。しかし、まだこれは事業開発の序章に過ぎません。この検証結果をもとに、さらなる事業化に向けた検証が続きます。
当チームでは、本ソリューションに限らず、皆様の事業開発に寄り添ったご提案が可能です。本記事でご紹介したソリューションや、新規事業開発に関するお困りごとがございましたら、いつでもご連絡・お問い合わせください。
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