背景
昨今、持続可能な社会の実現に向けて、ビジネスの世界でも環境負荷の軽減に取り組む必要性が高まっています。カーボンニュートラル実現への機運が高まる中、日本企業でも脱炭素化実現に向け様々な取り組みが進んでいます。一方で、取り組みが進んでいるのは一部の企業であり、今後サプライチェーンを巻き込んだ取り組みを加速する必要があります。
NTTデータは、サステナビリティ経営を推進するため気候変動への対応を重要課題の1つとして掲げており、脱炭素戦略の策定、GHG排出量の可視化、情報開示の支援、GHG排出量を削減する仕組みなど、お客様の中長期にわたる脱炭素経営を推進するための包括的な支援を行っています。
東京海上日動は1879年の創業以来、「お客様と社会の“いつも”を支え、“いざ”をお守りする」というパーパスのもと、保険を通じてお客様に安心と安全をお届けしてきました。今後も、多様化するニーズに応えるために、従来の保険領域に留まらず、保険以外の新たなソリューションも提供していくことで、お役に立てる領域を広げ、持続的な成長を目指しています。気候変動については、企業の気候変動関連情報開示支援、自治体向けの脱炭素取り組み支援等のソリューションを提供しています。
NTTデータと東京海上日動は、各社が培ったノウハウを連携することで、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの加速に貢献します。
サービス概要
C-Turtleは、GHGプロトコルのScope1、2(自社における直接・間接排出量)に加え、Scope3(事業者の活動に関連する他社の排出量)の算定が可能なGHG排出量可視化プラットフォームです。サプライヤーの排出量実測値(一次データ)を活用したScope3算定ができるため、サプライヤーの削減努力を自社排出量に取り込み、削減可能なScope3算定を実現します。
今後について
NTTデータは東京海上日動とともに、お客様が直面するGHG排出量算定関する課題解決支援を強力に進め、法人のお客様の脱炭素・カーボンニュートラルの実現を目指していきます。
また、NTTデータは、C-Turtleをはじめとしたデジタル技術を用いて企業の排出量削減努力の価値を訴求していくことで、お客様の脱炭素への取り組みの支援だけでなく、お客様の企業価値・製品価値向上に貢献するとともに、サプライチェーン、社会全体の脱炭素の実現を推進していきます。
GHG排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle」の詳細はこちら:
https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/c-turtle/
七十七銀行の投融資先企業へGHG排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle®」を提供 ~東北地域のカーボンニュートラル実現に向けた業務提携開始~についてはこちら:
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2024/102501/
きらぼし銀行にGHG排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle® FE」を導入 ~金融機関と投融資先のカーボンニュートラル達成を支援~についてはこちら:
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2024/101100/
信金業界初 温室効果ガス(GHG)排出量可視化プラットフォームC-Turtle®で遠州信用金庫と協業開始についてはこちら:
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2024/061400/
温室効果ガス排出量算定ツール「C-Turtle® FE」を活用したファイナンスド・エミッションの算定高度化について
~京都フィナンシャルグループは西日本の金融機関で初めて「C-Turtle® FE」を導入~についてはこちら:
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2024/051601/
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(※)「C-Turtle」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
問い合わせ先:
コンサルティング事業本部 サステナビリティサービス&ストラテジー推進室
mis-mfg3-green@kits.nttdata.co.jp