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2020.6.5業界トレンド/展望

若手社員が本音で語る!ソリューション開発の現場とは?(CAFIS Explorer)

みなさんは普段のお買い物で「本日ポイント5倍デー!」と知ったらどうしますか?ついついいつもより多くお買い物しちゃうなんてこと、ありませんか?今やポイントは、利用者のショッピングスタイルや購買行動を変えてしまうといっても過言ではない重要なマーケティング要素の一つとなっています。そんなポイントサービスを実現しているのが次世代ポイント・会員管理ソリューション「CAFIS Explorer」です。本記事ではCAFIS Explorer(以下CE)チームの若手社員が、仕事内容ややりがい、将来のCEについて座談会形式で語り合いました。

NTTデータのマーケティングDXメディア『デジマイズム』に掲載されていた記事から、新規事業やデジタルマーケティング、DXに携わるみなさまの課題解決のヒントになる情報を発信します。

左から順に青島宇佳、川岡貴廣、田中絵里菜、田原将也、福井愛里

CEチームでの仕事とは

──自己紹介を兼ねて、CEチームでの仕事内容を教えてください。

田原さん:私は主に、CEのコアとなる標準機能の開発に携わってきました。プロジェクトの中心的な立場として、ポイントサービスの基本機能に加え、サービス高度化のためのブラッシュアップも担っています。また、最近はお客さま企業へのサービス導入にも関わることになり、導入プロジェクトのリーダ ーを任されています。コア機能の開発では社内でのやりとりが多かったのですが、お客さま企業と直接相対する立場になったことで、新鮮な学びがたくさんありますね。

次世代ポイント・会員管理ソリューション「CAFIS Explorer」とは?

川岡さん:私も田原さんと同じく、CEの初期開発から参画しています。これまで、開発はもちろん、お客さま企業への導入支援やサービス改善など幅広く取り組んできました。最近では、ポイントサービスをさらに活用したい、もっと高度なデジタルマーケティングに取り組みたいというお客さま企業の声に応えるため、CE導入のご提案にも参画することが増えています。

青島さん:CEチームは開発を軸としているメンバーが多いですよね。私も2017年の入社以来CEの開発を担当し、ソリューション開発の基本はこのプロジェクトで学んだと思います。現在は某百貨店さま向けのカスタマイズ機能や会員サイトの構築に要件定義から携わっています。会員サイトについては、初めてプロジェクトリーダーとしてマネジメントやお客さま調整を行っていますが、お客さま企業だけでなくベンダー全てのハブとなる存在なので、苦労することも多いです。

田中さん:私は青島さんと同期入社ですが、入社当初は決済系のファイル伝送基盤で開発を担当していました。2019年にCEの開発担当となってからは、新規APIの開発や、CE導入時のデータ移行を担当しました。現在は、お客さま企業向けのカスタマイズ機能開発や仕様調整などを担当しています。お客さま(消費者)の方が直接利用するサービスに携わるのは初めてなので、使っていただいているのを目にするととてもうれしいですね。

CEチーム女子会の様子

福井さん:ずっと開発に従事してきた他の皆さんとは違い、私はCEに来る前の3年間はクレジットカード関連システムの営業をしていました。2020年の初めに、社内公募制度を利用し、自ら希望してCEチームに参画しました。現在はCE開発担当として新たなお客さま企業への提案やサービス改善に携わっています。これまで営業を担当してきたので、わからないことばかりですが、CEチームはサービス開発や導入の経験が豊富なメンバーが多いので助けていただくことが多いです。

青島さん:私は入社時よりCEチームへのアサインでしたが、経験が浅くても結構チャレンジングな仕事を振ってもらいました。それも、先輩方の経験が豊富できちんとフォローしてもらえる環境があるからこそだと感じます。

田原さん:CEチームでは皆開発も経験しますが、同時に複数のお客さま企業とも話す機会があるのが良いと思います。直接会話をする中で業務に関する悩みを聞いたり、CEに関する要望をいただいたりすることが、CEをもっと良いサービスにしたいという各々の想いに繋がっていると感じます。また、実際にそうした要望を次期の改善に繋げようという動きが常にあるのが良い所ですね。

CEチームってズバリどんなチーム?

──CEチームはどのようなチームだと感じますか?

田原さん:お客さま企業への提案、システムデザイン、製造、保守を一貫してワンチームで行っているチームです。縦割りになっていないので、チーム内の結束の強さを感じます。

川岡さん:そうですね。またCEチームは異なる経歴や専門性を携えた人がさまざまいます。若手の私たちにとっては日々勉強になりますよね。それ故に、議論が白熱する場面をよく目にしますが。

青島さん:しかしみなCEをよくしたい想いは一緒だと思います!私は非常に風通しの良いチームだと思っています。CEチームでは最年少ですが、自分の意見を臆することなく上長や先輩に伝えています。

田中さん:そうですね。自分の意見を伝えやすい雰囲気はNTTデータの社風もありますが、CEチームだと一層感じます。若手でも仕事をしやすい一因なのかなと思っています。

去年のお花見の様子

── CEチームだからこそ学べたこと・できることはありますか?

田原さんスクラッチでソリューションの大規模開発ができたことは良い経験となりました。既存システムの小規模開発であればある程度ルールやドキュメントなどが整理されていますが、CEの初期開発時はそういった所から考える必要がありました。CEのような大規模開発のルールをゼロから決めるのは正直大変でしたが、今となってはとても貴重な経験です。

川岡さん:開発担当でありながら、新たなお客さま企業への提案活動に積極的に関われていることはとても学びが多いです。お客さま企業に評価いただいている点・まだまだ改善が必要な点を提案活動で知り、自分たちの考えや想いをダイレクトに反映できる点は自社ソリューションであるCEだからこそできることだと思います。

田中さん:定期的に開催される今後のCEを考えるワークショップでは、未来のショッピング像などをディスカッションし、その中でCEはその未来像にどのように貢献できるかを検討しています。身近なショッピングの未来を創造できるのはこのチームだからこそできることだと思っています。

自分たちの想いで創る、CEのめざす未来

──今後CEチームのめざすところを教えてください。

田原さん:CEに蓄積されている会員やポイントのデータを分析できるサービスなど、他サービスとの連携を強化することによって、お客さま企業にとって導入の選択肢を増やすことができれば、より魅力的なご提案ができると思います。例えば、スマホアプリやWebサイトなどフロントから一連でNTTデータに任せたい場合、基幹システムのみ提供してほしい場合、CRM分析などを強化したい場合など、ニーズに合ったラインナップを提供するということです。こうしたことができれば、お客さま企業にとってCEの導入がさらに容易になり、かつ連携先のサービスも有効に活用できるようになると思います。

福井さん:そうですね。CEの導入を検討されているお客さま企業って、他社と同じようなサービスを提供したいのではなく、ポイント制度も含めて個性を出したい場合が多いのではないかと思っています。CEの標準サービスを活かして簡単に導入頂いた上で、+αを素早く提供できるようになれば良いと思います。

川岡さん:私は、CEがお預かりする情報を活用する先に、お客さま企業とその先のお客さま(消費者)の明るい未来があると考えています。ですので、現在提供中のCEをさらに進化させる必要があると思っています。実際に、CEチームではカスタマーエンゲージメントを高めていくための高度な仕組み、支援できる体制をより強化していこうとしています。データ活用をゼロベースで企画してみたいと考えている方とぜひ一緒にCEを進化させていきたいですね。

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