商品概要
バーゼルII・III規制対応のうち、SA・FIRB・AIRB手法に対応した金融機関向け信用リスクアセット計算システムです。信用リスク管理分野で培った豊富なノウハウ・経験を活かし、金融機関の本質的な課題である、社内に散在している各種経営・リスク管理データの整備を図る「経営管理データ基盤」としても機能します。
システム構成・サービス構成
用途・適用業務
バーゼルII・IIIにおける以下の対応
用途
適用業態
メリット・効果
01
各種機能の充実性
有力コンサルティングファーム、大手監査法人と複数の金融機関で検討を経た機能を提供し、条件や手法の選択も豊富に揃えています。
02
国内告示及び日本の金融慣行に即した計算機能を実装
エクスポージャ・リテールプール振分ロジックやCRM勘案順序について容易に変更できます。また、回収データの残高差額による自動作成機能、遡及反映機能や経費データの間接投入機能等きめ細かい機能を提供しています。
03
拡張性
バーゼルII・IIIの第二・第三の柱にも対応可能なシステム基盤、また、先進的手法のモジュールも追加できる設計となっています。
04
導入負荷の軽減
個別性の強い領域は柔軟な設定を可能にする一方、個別性のない領域は固定的な仕様とすることで、導入期間の短縮を実現しました。
05
ユーザーコミュニティの創出
導入金融機関によるユーザーコミュニティの場を提供し、金融機関の間での幅広い情報交換を支援すると共に、ユーザーニーズに対応した今後のシステムバージョンアップを図っていきます。
特長
- BaselMasterでは、バーゼル規制対応の信用リスクアセット算出について、複数の金融機関やコンサルティング会社の見解等を踏まえた開発を行い、40以上の金融機関様にご導入頂いています。
- 日本におけるバーゼル規制(新BIS)要件のシステム対応はもちろん、多岐に亘るデータ取得機構の整備や短期間でのシステム導入により、お客様のニーズに的確にお応えするソリューションを提供しています。
- 規制対応に留まらず、情報基盤の整備による「統合リスク管理」と「経営情報管理の高度化」実現をサポートするツールとしてご利用頂ける機能を搭載しております。
- BaselMaster導入行様において、以下の参考事例について追加開発実績があります。
- 「定量シート」「開示用帳票(第三の柱)」作成支援ツール
- 案件格付対応ツール
- 経済資本(信用VaR)算出システム連携