商品概要
SOA(サービス指向アーキテクチャ)の考え方に基づいて、共通的に利用すべき機能やデータを整理し、業務システム間の柔軟・効率的な連携を実現する「連携基盤」ミドルウェアです。既存のシステム資産を活かしながら全体を最適化、トータルコストを抑えながら、効率的で拡張性の高い情報システムを実現します。
システム構成・サービス構成
メリット・効果
01
情報システムのトータルコストの削減
システム環境の変化に強い仕組み、機能・データの再利用により、システムの保守・運用や追加・変更にかかるトータルコストの削減が期待されます。システムの段階的な整備において、効率的な移行を実現します。
02
業務効率化やサービス向上・拡大の実現
連携システム・機能・データの再構成により、新たなサービスの提供が可能です。また、外部サービスとの連携によるサービス拡大をサポートします。
03
特定ベンダへの依存の解消
標準技術を採用しており、コンポーネントはソースを開示します。これにより、システムの保守・運用や追加・変更に際し、特定ベンダに依存することのない対応が可能です。
特長
(自治体向け)共通機能を実装済
他ESBツールと異なり、自治体情報システム整備に必要となる共通機能をコンポーネントとして実装しています。特にマルチベンダ環境に有効なデータ変換機能(文字コード、フォーマット、レイアウト)を有しており、導入済み団体にご活用いただいています。共通機能は再利用性により層別しており、多目的・多分野での利用も可能です。
外部定義体による制御
各種機能の動作は、外部パラメータ情報を定義する「外部定義体」で制御します。これにより、連携の追加・変更の際のプログラミングを最小化し、低コスト・短期間での対応を可能にします。
仮想ビューの提供
複数システムのデータベースに対して、そのデータ保持の方式を隠蔽してデータを統合し、あたかも共通的なデータベースが存在するかのようなビューを生成する機能を提供しています。