商品概要
pipitLINQ(ピピットリンク)は行政機関と金融機関をつなぎ、加入機関間で統一フォーマットの電子データによる預貯金等照会を実現するサービスです。これにより、紙でのデータを取り扱う人的負担や郵送によるコストおよびタイムラグ、各機関での書面様式の違いによる処理の煩雑さが軽減され、迅速かつ適正な業務遂行に寄与し行政手続きのデジタル化を実現します。
システム構成・サービス構成
用途・適用業務
行政機関(地方公共団体、国税庁、日本年金機構等)が金融機関(銀行、生命保険等)に対して行う預貯金等照会業務を電子的に行うサービスです。今後、本業務に関わる他の行政機関、金融機関への拡大も予定しております。
メリット・効果
行政機関
- 調査・回答期間の短縮 郵送によるタイムラグが無くなるほか、口座特定方法が統一されることで、照会依頼から回答確認までの期間が短縮されます。
- 業務の効率化 紙による仕分け、封入・封緘等作業が不要となるため、業務にかかる人的稼働の削減につながります。
- 文書管理の負担軽減 紙文書の削減により、文書管理負担の軽減や紛失リスクの軽減が図れるほか、保管スペースの活用にもつながります。
金融機関
- 業務の効率化 紙による仕分け、封入・封緘等作業が不要となるため、業務にかかる人的稼働の削減につながります。
- 人的ミスの排除 電子データで情報が届くため、目視や手入力時の運用ミスを排除することができます。
- 文書管理の負担軽減 紙文書の削減により、文書管理負担の軽減や紛失リスクの軽減が図れるほか、保管スペースの活用にもつながります。
特長
- セキュアかつ低コスト pipitLINQ®は高い信頼性とセキュリティーを有したコミュニティークラウドサービスである「OpenCanvas®」上に構築します。このほか「ANSER®」サービスなどの実績ある既存の仕組みを最大限活用することで、非常にセキュアかつ低コストのサービスを実現しています。
- 統一フォーマットによる全体効率化 全ての加入機関が統一のフォーマットで照会データをやり取りするため、相手機関による差異を意識することなく効率的に業務が遂行できます。この統一フォーマットは、中央省庁、地方自治体、金融機関等の各関係機関が参加する勉強会を通じて得られた数多くの意見が反映されており、各機関によって異なる多様な業務ルールにも柔軟に対応可能です。
- さまざまなソリューションとの組み合わせによるさらなる効率化 「WinActor」などのRPAとの併用や、基幹システムとの連携機能構築等により、預貯金等照会業務のさらなる効率化が可能です。中央省庁や地方自治体、金融機関における豊富なシステム構築ノウハウを生かし、お客さま個別の現状業務やシステム環境に応じたさまざまな解決策を提案します。
pipitLINQ®に関する詳細情報