株式会社近鉄百貨店様
近畿圏を中心に10店舗を展開する株式会社近鉄百貨店。同社は経営陣やマネージャー層向けに、営業情報をタイムリーに把握して素早いアクションにつなげるための経営情報ダッシュボードをSAP Cloud Platform上に構築した。株式会社クニエの協力のもと、アジャイル開発によりわずか3カ月で稼動を実現。ダッシュボード画面で売上実績を一覧できるようになり、ビジネスの大局を見据えるためのさまざまな「気づき」が得られている。
ビジネス課題
- インバウンド等の需要増大と変化の激しいビジネス環境について、クイックに大局的な分析を行い、現場へのフィードバックとビジネスの展開が求められていた。
ビジネス効果
■ 導入の定性的成果
- 紙ベースによる日時の営業日報の廃止による負担低減
- わかりやすいUI及びHANA DBの高速処理による、クイックに分析できる範囲を拡大
- 約3,000名の従業員が紙(帳票)で行っていた売上等の分析を、Web上で様々な切り口で分析できるようになった。
■ 導入の定量的成果
- 数億レコードの売上データを用いた分析が数時間から約1秒で算出・可視化することを実現。
- 日時ブリーフィングの準備がひとつの課あたりで、30分であったのが5分へ、ブリーフィング自体が15分から10分へ短縮。全社単位でも大きな効果。
本稿に登場するサービス
SAP Cloud Platform
ケーススタディ
NTT DATAを選んだ理由
- SAP Cloud Platformの豊富な経験
- アジャイル開発による3ヶ月間の構築
- デザインシンキングによる現場目線や経営目線でのコンテンツ構築
提供価値
- ハイパフォーマンス&365日稼働&リアルタイムが求められる経営ダッシュボードシステムの実現
- Design Thinkingでのプロジェクト推進による高度なITデザイン実現
- SAP Cloud Platform ×Design Thinking×アジャイル開発により、わずか3ヶ月間で実現
- HANA DBにより数億レコードの経営分析・可視化をわずか1秒未満で実現
- Integration、API管理、機械学習等の機能を駆使して可視化
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